パルス療法に詳しい医者と療法に使う薬

スプレーなどの薬剤利用に注意併用禁忌のイトリゾール

塗り薬などではなかなか治りにくい、奥深くまで菌が入ってしまった状態にまで悪化した爪白癬や、真菌性髄膜炎、真菌性呼吸器感染症などに対して内服することで効果が期待できるのが抗真菌剤であるイトリゾールです。カンジダ症にも有効性があり、口腔や皮膚、爪カンジダ症などの治療にも処方されます。表在性皮膚真菌症の場合は難治性・汎発性の時に使用することが求められています。

併用禁忌薬剤になっているほど影響が強く、重い血液障害や肝障害、視覚障害などが副作用として出やすい傾向があります。ほかの病気の治療で薬を服用している場合は細心の注意をすべきであり、妊娠中の女性やアレルギー体質、高齢者の人、肝臓や腎臓が悪い人などは避けたほうが良いです。長期的にイトリゾールを服用してきた人は、飲むことをやめてからも部分的に体内に成分が長期間貯留するため、再発して抗真菌薬が処方されるときや病気で薬の処方を受けることになった場合、医師に対してイトリゾールを使っていたことを告知するべきです。薬の成分は爪などにも残るので、スプレータイプなどの外用薬であっても気軽に使わずに確認を取るべきです。

1日に1回最高用量は200mg、病気によっては2回400mgとなっており、用量を守らないと副作用が出る懸念があります。爪白癬に用いた際、変色してしまった爪を治したりする薬ではないため、新しく伸びた部分の爪が回復しているかを見ることが大切です。状況により、量を減らして治療することもあるため処方されたら終わりではなく、医師に経過をみてもらうことが重要です。

ほかの抗真菌薬から切り替えは原則として行われず、下痢などの胃腸障害があった時には切り替えが行われることもあります。医師の指示に従って薬剤を使うことが、安全に使用することにつながります。